ウッドチップ・バーク(樹皮)チップなど

近年の都市型水害と木質舗装について

都市型水害(少しの雨だけで道路が冠水したり、川の水位が短時間で異常に上昇する災害)は、地球温暖化に起因する異常気象によるゲリラ豪雨はもちろん、コンクリートやアスファルト等で舗装された場所が増えたことが主な原因です。雨水が地表面から地下に浸み込むこと(透水)ができず、保水されることがなくなったために起きています。地下に保水されない雨水は逃げ場がないので、そのまま地表を激流のように流れ、短時間で河川に流入します。そのため、川の水位が短時間で異常に上昇するのです。私達のように庭や外構など屋外を専門とする人間は、この問題に向き合い、安易に舗装することを考え直さなければならない・・・そんな時代であると思っています。

ガーデンハーモニーは、「そこまでガチガチに舗装する必要があるのか?」を常に自問し、お客さんとコミュニケーションを取りながら、必要以上の舗装をせず、木質(ウッドチップ等)を用いた簡易的な地表ケアをご提案しています。ガーデンハーモニーがつくるのは、環境に配慮した自然な庭・外構です。

木質チップを使った施工について

ガーデンハーモニーでは、ウッドチップやバーク(樹皮)チップなど木質チップを使った舗装を行っています。
ウッドチップと自然の土を使った舗装や、防草や敷き込み美観を目的とした簡易的な工法など行っていますが、全てに共通するのは「自然由来の資材を使った工法」であり、「透水・保水性を確保し、地中環境への負荷を大きくしない(地中環境を傷めにくい)工法」であることです。地面を強く転圧して締め固める工法や、化学樹脂やアスファルトで固める工法は一切扱っていません。
 
自然由来の資材を使ったウッドチップ舗装工法は、全国で多くの実績がある信頼できる専門団体(一般社団法人 間伐材ウッドチップ舗装協会)の工法です。