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- 写真ダイジェスト(庭の事例)
- 小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道|埼玉県のガーデンハーモニー
小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道(東京都東村山市)
首都圏の住宅地に生まれたばかりの「小さな雑木の庭」。雑木の緑に包まれ、爽やかな風が小道を流れます。高いウッドフェンスで囲んでいるのは、庭で猫ちゃんと遊ぶため(^^)
▶「雑木の小道を歩く」写真
▶「雑木の小道を歩く」動画
▶ 部屋の中やウッドデッキからの写真
▶「ビフォー&アフター」写真
詳しい解説はブログ投稿もご覧下さい。 ▶ 解説編「首都圏の住宅地に生まれたばかりの小さな雑木の庭」
雑木の小道を歩く(東→西)
庭に入る手前:土の環境を傷めないよう、石の固定にもモルタルやコンクリートは使いません。今は既に、石の周りは地被植物の緑で覆われています。
まだ緑はつながっていませんが、これから “しっとり” 落ち着いた雰囲気になるはずです。地表や大きな木々の株元を守る 大切な植物たちです。
この雑木の小道の下(見えない土の中)には、豪雨による大量の雨水であっても、さ~っと地中深くに浸み込ませ・保水させる仕組みがあります。植物たちの根を潤しながら、地中深くと地上部を水や空気がスムーズに動き、庭の環境(過ごしやすさ)をつくり出します。
気温37℃の日、道路上では 5分もしないうちに頭がくらくらするのに、庭に戻ってくると・・・「なんか違う。風が流れて気持ちイイ!」のです。
雑木の植栽は、見た目だけのデザインに 無理やり当てはめるのではなく、自生地(自然植生)を歩き観察してきた経験や 科学的な知識に則ることが大切です。
木々がこの庭の環境に慣れて、いきいきと枝葉を伸ばし、緑のトンネルに育っていくのが今から楽しみです。
雑木の小道を歩く(西→東)
西の木製ドアから入ったところ。ここはオープンスペースになっていて、猫ちゃんと遊んだり、収穫を楽しむ場所になる予定です。
小道を進み 雑木の緑に包まれます。まずは植栽後の猛暑ダメージから回復をさせて、健康な緑にしていかなくては!
少し進むだけで、視界の緑が変化します。四季によっても 全く違った雰囲気になるでしょう。
猛暑の日でも、木陰の小道を風が抜ける 気持ちイイ庭です。
部屋の中からの眺めなど
生まれたばかりの庭で、まだ“すかすか”ですが、木々の緑がつながって 雑木の緑に包まれる頃には、気持ちイイ眺めばかりでなく、木陰を抜ける涼しい風により 住環境も良くなっているはずです。
ウッドデッキを上がった中2階から眺めた庭。林冠がつながり緑に包まれるのが楽しみです。
背の高い木・中くらいの木・低木・宿根草・・・といった階層構造ができることで、庭の環境が整っていきます。
小道を歩く動画(植栽直後)
気温が高い時期の植栽だったため、意図的に木々の葉を落としています。健康に根づき 枝葉を伸ばしていくのが、今から楽しみです。
小道を歩く動画(1ヶ月後)
植栽の直後、連日の猛暑に襲われた雑木の庭。木々が悲鳴をあげている1ヶ月後の記録。
ビフォー&アフター
これがビフォー
工期後半の写真です。高いウッドフェンスで囲んでいるのは、猫ちゃんを庭で自由に遊ばせるためです。
☆ガーデンハーモニーの実例紹介では、施工直後のピカピカな写真をほとんど載せません。雑木を使った自然な植栽と国産の天然木材による庭は、施工後から少しずつ育っていく・・・つまり、時間の経過とともに味わいが増していく庭だからです。そして、共感し合えるお客さんと、長く一緒に育てていきたい庭だからです。